キャッシングとは?
キャッシングとは、個人が自由に使えるお金を担保や保証人無しで金融機関から借りることです。
あらかじめ設定された利用可能枠の範囲内で自由にお金を借りることができるもので、気軽に利用できることから今では幅広く利用されています。
金融機関側から見ると、個人を相手に利息を得る目的で行っている事業で、比較的利益率が高いことから多くの事業者が積極的にキャッシングを提供しています。
キャッシングの金利と利用可能枠(限度額)
キャッシングは借り入れ額に対して5%程度〜最大20%の利息がかかります。
利用可能枠(キャッシングできる額)は30万円〜50万円程度が一般的ですが、年収の3分の1もしくは最大800万円程度まで可能です。
キャッシングの返済と手数料
キャッシングの返済はクレジットカードの場合は翌月に全額を一括返済、消費者金融や銀行の場合は毎月一回一定額を返済してくのが一般的な形です。
キャッシングに関しての手数料は通常かかりません。
キャッシングのメリット・デメリット
メリット
・保証人や担保が必要なく気軽に利用できる。
・住宅ローンや教育ローンのように利用目的も限定されていないので自由に利用できる。
・審査が早い。
・振り込みやコンビニATMなどですぐ借入れできるのでいざという時役立つ。
デメリット
・気軽に利用できる反面借入れ額が膨らみやすい。
・金利が割高で返済が長期化しやすい。
キャッシングが利用できる金融機関
「キャッシング」を提供している金融機関は、クレジットカード会社、消費者金融、銀行など。
クレジットカード会社
通常のショッピング枠とは別にキャッシング枠を設定してサービスを展開している。楽天カード、JCB、アメックスなど。
消費者金融
キャッシングを専門に事業を展開。専業なので審査が早いなどサービス面が充実していて使い勝手が良い。アコム、プロミス、アイフルなど。
銀行
カードローンとして事業を展開。安心感があり主に年収500万円以上の層が利用している。みずほ銀行カードローン、三菱UFJ銀行カードローンなど。
ちなみに、銀行以外が会員にキャッシングを提供しようとする場合は、貸金業法(金利や限度額などの制限がある)に基づいて事業を行わなければならないことになっています。
キャッシングを利用するには
キャッシングを提供している金融機関にネットなどから申し込み、審査の上契約すれば、自分に設定された利用可能枠(限度額)の範囲でいつでも自由に利用できるようになります。
実際にお金を借りるにあたっては、自分の口座に振り込んでもらったり、ATM(銀行・コンビニなど)から専用のカードを使って引き出したりすることになります。
(参考)キャッシングの流れ
キャッシングとカードローンは違う?
最近では、銀行がカードローンとして積極的に個人向け無担保融資を提供していますが、あれもキャッシングの一種と考えて問題ありません。
海外で利用されるクレジットカードのキャッシング
クレジットカードのキャッシングは海外で利用されることも多い。
円から外国通貨に両替しなくても、現地のATMで直接現金を現地の通貨で引き出すことができるためですが、海外でのキャッシングにも当然利息は付き、それとは別に手数料がかかることもあるので利用する前に確認しておくと良いでしょう。
【関連情報】
誰でも借りれるの?
いくら借りられるの?
はじめてのキャッシング
Q&Aトップ