借金生活から脱出するための18の方法
キャッシングやローンはうまく利用すれば便利なものですが、借りすぎると借金生活にハマり、抜け出すのが困難になってしまいます。
ここでは、そんな借金生活にはまってしまった人のために、借金生活から脱出するために効果的な方法を紹介していきます。
これらはどれも実際に借金返済に効果が認められたものばかりです。
全てを実行する必要はありません、自分にとって取り組みやすいもの、効果があると思えるものを幾つか実行してみてください。必ず効果があるはずです。
1.もうこれ以上借りるのをやめましょう
当たり前だと思うかもしれませんが、まずここからスタートしなくてはいけません。
長年借金生活を続けてきた人にとってはこれも簡単なことではありません。
すでに借金の返済に困っているのに、新たに貸してくれる所をさがしたり、あと少しなら借りても大丈夫と借入残高を増やしていったり、返済した分を再び借り直すようなことはもうやめましょう。
どれくらいの金額が、どのタイミングで返済しなければならないのかを書き出します。借金の全体像を理解することで、次に何をするべきかの道筋が見えてきます。
2.クレジットカードやローンカードを捨ててしまいましょう
クレジットカードは支払いを後回しにして、目先の欲しいものを手に入れることができます。
ローンカードも返済を後回しにして目先の欲求を満たしてくれるお金を得ることができます。
こんな便利なものを持っていては使いたくなってしまうのが人間です。
もう使えなくなるように思い切ってハサミを入れて捨ててしまいましょう。
3.態度を改めましょう
あなたを苦しめている借金に立ち向かう決意をし、借金を返済して自由になることを自分に誓いましょう。
そしてその目標のためにに努力をしましょう。
流されそうになったときは、借金を全て返済して自由になった時の精神的な解放感を思い浮かべてみましょう。
もしくは、いま借金がどれほど自分を苦しめているかを改めて認識しましょう。
くじけずに続けていれば必ず達成できます。頑張りましょう。
4.節約しましょう
これまでと同じお金の使い方をしていては借金返済は容易ではありません。
あらゆる出費を見直して節約を心掛けましょう。借金を完済するまではできるだけ最低限の出費にとどめましょう。
繰り返します。あらゆる出費を見直しましょう。
次に、月々の収入と支出をチェックし、無駄な支出を削減できないか考えます。例えば、毎日のコーヒー代や外食費を減らすだけでも意外と大きな節約になります。必要な支出と不要な支出を明確にし、支出を抑えた生活スタイルを確立することが大切です。
5.収入アップの道を探りましょう
収入が上がれば当然その分借金返済に充てることができます。
残業を増やす、休日も働く、昇給やボーナスが多くもらえるように仕事に取り組むなど、常に収入を上げる努力をしましょう。使うことより、稼ぐことにより強い意識を持ちましょう。
収入増加戦略
・副業の検討(フリーランス、アルバイト)
・スキルアップによる給与交渉
・クラウドソーシングの活用
6.収入源を増やしましょう
本業でなかなか収入が増えない場合は、何か新しい収入源を増やせないか考えてみましょう。
空いた時間にアルバイトをする、自分の趣味や特技でお金に変えられるスキルがないか検討してみましょう。
ただし、ここで注意しなくてはいけないのは、ギャンブル性のあるもの、成功する確率の低いもの、楽して儲かるようなうまい話などには手を出さないこと。
収入を増やそうとして、悪い話にひっかかってしまうことがないように気を付けましょう。
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7.借金を一つにまとめましょう
借金が複数社にまたがっている場合には、できるだけ金利の低いところに一本化しましょう。
金利の低い所で一本化することで、金利負担が減りますし、なにより自分の借金の全体像がつかみやすくなるメリットがあります。
借金が複数にまたがっていると、自分がいくら借りているのかわからないという状態になってしまいます。
法的支援の活用
・弁護士や法テラスへの相談
・債務整理の可能性を探る
・自己破産も選択肢の一つ
8.ダラダラした生活はやめましょう
ダラダラとした生活を続けていると、そのストレスから必要のないものを買ってしまうことになります。時間の浪費とともにお金も浪費してしまうことになるのです。
何かに打ち込んだり、忙しくしていたり、メリハリのある生活をしていると、無駄な浪費をせずに済むようになっていきます。
仕事や趣味や勉強に打ち込むのも良いですし、家事や掃除など身の回りのことをやるのもおすすめです。
常に何かをしているくらいの気持ちで毎日忙しくしていましょう。
9.ブログなどで節約生活や借金返済生活を公開しましょう
SNSで知り合いに借金返済生活を披露している人はあまり見かけません。
ですがブログには「借金返済」をテーマにしたものがたくさんあります。
あなたも彼らと同じようにブログで自身の借金返済生活を公開していくこともできます。
そこで激励などをもらえばやる気も増しますし、同じようなテーマのブログ運営者と励ましあうこともできます。
また、そのブログに広告などを張ればいくらかの副収入になるかもしれません。
10.引っ越しをしましょう
生活費の中に占める家賃の割合は非常に大きなものです。
より安い家賃のところに引っ越せば、それだけで毎月その分返済に充てることができます。実家に戻ったり、会社の寮に入ったり、格安のシェアハウスなどを利用すれば、大幅に家賃を節約できるかもしれません。
また、これまでの生活スタイルを改め、新たな生活環境で心機一転スタートするチャンスにもなります。
11.悪い影響を受ける人との付き合いをやめましょう
人間は良くも悪くも環境の生き物です。なかでも自分の周りにいる人からは大きな影響を受けます。
自分にとって悪い影響を与えると思われる人とは距離を置きましょう。
このことが直接的に借金返済につながるわけではありませんが、あなた自身が心身ともに健全な状態でいることが借金返済につながります。そのために必要なことです。
12.物を捨ててシンプルな生活を味わいましょう
不必要なものは全て捨ててシンプルな生活を楽しんでみましょう。
できるだけ多くのモノを所有してため込む時代は終わりました。現代は必要以上に多くのモノに溢れています。
必要最低限のもの以外は全て捨ててシンプルな生活の豊かさを味わってみましょう。
必要最低限のモノだけを所有し、シンプルな生活をすると無駄な出費がなくなります。
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13.毎月決められた返済額より多く返済しましょう
毎月の返済額が少なければ少ないほど月々の負担は少なくて済みますが、そうすると結果的にトータルの支払額は多くなってしまいます。
キャッシング会社からすれば少額をずっと支払い続けてくれる客が最も利益の上がる客です(たくさん利息がもらえるから)。
たとえば、毎月決められた支払額よりも1円でもいいから必ず多く返済すると決めて実行してみましょう。
もしくは、「毎月最低返済額+○万円」などと自分で決めて返済していくのも有効です。
少しでも多く早く多く返済することが、借金返済への最大の近道です。
14.まず最初に支払ってしまいましょう
給料が入ったらその月の返済額や家賃などの必要経費をまずは全て支払ってしまいましょう。
全て支払った後、残ったお金で次ぐの給料日まで生活するようにします。
必要な支払を後回しにすると、お金が足りないのでキャッシングするなんてことになりかねません。
もし、給料日から実際の支払日まで時間があるなら、支払う予定の額を封筒に入れて別の場所に保管するなど、使ってよいお金と必要経費とを分けておきましょう。
15.2週間単位で生活費を調整しましょう
たいてい給料は月に一回のはずです。
それで一か月やりくりすることになるわけですが、毎月給料日前にはカスカスになって・・・、なんてことになっている人は、2週間単位で生活費をやりくりするのが有効な方法です。
給料日後の前半2週間で使っていいお金と後半で使うお金の2つに分けておくわけです。
給料を半分にして2週間ごとに支給してもらっている状態を自分で作るということです。
そうすると、不思議なことに1か月単位でお金をやりくりするより大幅にやりやすくなります。
使いすぎたとしても少し我慢すればまた生活費が復活しますから、新たな借金を作ってしまう危険性も減ります。
是非一度試してみてください。
コツは、絶対に2週間のサイクルを守ること。前半遣いすぎたからといって後半分に手を出すようなことをしてはいけません。
16.可能なら親族などに援助してもらいましょう
金利負担は思った以上に大きな負担です。
親族などにお金を借りることができれば、その金利負担は大きく減らせるはずです。
あなたが誠実な生活を送っていれば、親族も力になってくれるかもしれません。
お金で人間関係がぎくしゃくしてしまうこともありますから注意が必要ですが、親族に借りたお金もしっかりと約束通り返済していけばその心配もないはずです。
17.問題の核心がわかっているならそこにメスを入れましょう
借金の返済で苦しんでいる人の中には、強弱はあれ何かの依存症のような状態になっている人も少なくありません。
ギャンブル、お酒、ショッピング、ネットなどをはじめ、様々なものに必要以上に心奪われている状態で、それが原因となって普通の生活に支障が出てしまっているという人たちです。
もちろん好きなことをするのは良いことですが、限度を超えている状態です。
こうした場合、認めたくないかもしれませんが、きっと本人も心の中では気づいているはずです。
借金に苦しんでいる現在の状況を招いた問題の核心を。
まずそれをしっかりと認めて、もう遅いということはありませんから、キッパリとやめて再スタートを切りましょう。
大丈夫です。それをやめれば必ずやり直せます。
18.債務整理も検討しましょう
もし返済に行き詰ったら債務整理も検討しましょう。
債務整理は第三者に間に入ってもらい、借金を整理していくというものです。
これにより、自分に返済可能な額に減額してもらったりすることもできます(詳しくは「債務整理を知る」)。
いかがでしたか?
ここで紹介した方法の中でどれか一つでも二つでも実行できれば、借金生活からの脱出に役立つはずです。
ぜひ実行してみてください。
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