キャッシング審査で必要になる本人確認書類と収入証明書はコレだ!
各社が認めている本人確認書類
各社とも本人確認書類としてまず第一に挙げるのは運転免許証。これがあればどのキャッシングやカードローンの本人確認書類でも基本的には問題ありません。
運転免許証がない場合には、健康保険証やパスポートでも大丈夫です。
多くのキャッシングやカードローンでは、上記3つのいずれかの書類を本人確認書類としているので、これらの書類がない場合には利用できるキャッシングが限られてくる可能性があります。
ただし、それら以外の書類を本人確認書類として認めている金融機関もあります。
例えば、下記表にあるように「アイフル」や「ノーローン」は上記3つに加え「住民基本台帳カード」も本人確認書類として認めていますし、「みずほ銀行カードローン」はそれに加えて「住民票」や「印鑑証明書」も認めています。
その他の書類については、「年金手帳」や「社員証・学生証」などを本人確認書類として認めているところは見当たりませんでした。
金融機関 | 免許証 | 健康保険証 | パスポート | 住民基本 台帳カード |
住民票 | 印鑑証明書 |
---|---|---|---|---|---|---|
アコム | ○ | ○ | ○ | |||
プロミス | ○ | × | ○ | |||
アイフル | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
レイク | ○ | ○ | ○ | |||
モビット | ○ | ○ | ○ | |||
ノーローン | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
バンクイック | ○ | ○ | ○ | |||
みずほ銀行カードローン | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
楽天銀行カードローン | ○ | ○ | ○ |
※外国籍の方は、「在留カード」または「特別永住者証明書」(法令により、有効とみなされる期間内は「外国人登録証明書」を含む)が必要書類として求められる。
書類に記載された住所と現住所が違う場合
本人確認書類に記載された自宅住所と現在の自宅住所が異なる場合には、追加で「現在お住まいの自宅住所が記載されている以下のいずれかの書類(発行日から6ヶ月以内のもの)のコピー」も提出することになります。
- 国税または地方税の領収書または請求書、もしくは納税証明書
- 社会保険料の領収書または請求書
- 公共料金の領収書または請求書(電力会社、水道局、ガス会社、NHK発行のもの)
- 住民票の写しまたは住民票の記載事項証明書
※携帯電話の領収書は不可となることもあるので注意。
収入証明書が必要になる各社の金額一覧
本人確認の書類以外にも必要に応じて提出が求めれる書類に収入証明書があります。
これは一定額以上を借りようとする場合に求められるものです。
ここで収入証明の提出を求められる各社の基準金額を確認しておきましょう。
ちなみに、貸金業者(アコム、プロミス、アイフルなど)は法律により、以下のいずれかの条件に該当する場合は年収証明書類を確認することが義務付けられていますので各社一律となっています。
一方、銀行はこの法律に該当しないので収入証明書の提出基準は各社まちまちです。
(※2017年4月から、銀行のカードローンの収入証明書提出基準が順次引き下げられています。銀行も消費者金融と同程度の基準、つまり50万円以上の借り入れには収入証明書が必要と考えておいた方が良さそうです。)
アコム、プロミス、アイフル、ノーローン | 借入額50万円を超える、もしくは他社を含めて借入総額が100万円を超える場合。 |
レイク | ー |
バンクイック、みずほ銀行カードローン | 50万円超 |
楽天銀行カードローン | ー |
ただし、この基準に満たなくても収入証明書の提出を求められることがあります。
例えば、上記の基準に満たなくても、審査の結果利用者が希望する限度額に達しなかった場合などに収入証明書の提出を求められ、それによって限度額が上がるようなケースもある。
認められる収入証明書の種類
収入証明書の提出が必要になった場合には以下いずれかの書類の写しを提出することになります。
- 源泉徴収票 (1年間に会社から受け取った所得などが記載された書面。ある1年間の「給与」と「賞与」の合計額(年収)が支給された額面で記載されている。)
- 給与明細書
- 支払調書
- 確定申告書
- 住民税決定通知書、課税証明書
- 納税証明書
- 所得証明書(住民票のある役所に請求することで発行してもらえる。雇用主が発行する給与支払いのみを記した源泉徴収等とは異なり給与所得以外の収入も含めたすべてを証明するもの。)
書類の提出方法
現在では書類の提出方法の選択肢も広がり非常に便利になっています。中でも、スマホや携帯電話で書類の写真を撮ってそれを送信する方法は、その手軽さから利用する人が増えています。
- アップロードやメールで提出・・・書類送信フォームやメールで書類の画像を送信。
- アプリで送信・・・オリジナルスマホアプリをダウンロードして書類を撮影し送信。
- 店頭・無人契約機に持参。
- FAXで送信。
- 郵送で提出。