ギャンブルの資金としてのキャッシング
あるアンケートでは、キャッシングした人の約7%が「ギャンブルのため」と答えました。
キャッシングは使途自由、つまり何に使っても構わないわけですから、たとえそれがギャンブルでも問題はないわけです。とはいえ、やっぱりギャンブルのためにキャッシングするのは非常に危険であるのは言うまでもありません。
ここではそんな「ギャンブルの資金としてのキャッシング」についてもう少し詳しく見ていきましょう。
生活をかけてギャンブルしてはいけない
よく「生活をかけてギャンブルをしてはいけない」と言います。ギャンブルは負けることもありますから、その時生活ができなくなってしまうリスクがあるということでもありますし、心理的な余裕がなければ冷静な判断ができず勝負に勝てないという意味もあります。
キャッシングしてギャンブルをするということは、まさに生活をかけてギャンブルするということですから、非常に危険であるということです。
ギャンブルの還元率
ギャンブルの還元率とは、参加者の掛け金から胴元の取り分を引いた後に払い戻されるパーセンテージのこと。参加者はこの残りの還元率の中で自分の取り分を取り合うことになります。
- パチンコやパチスロ80%〜90%前後
- 宝くじ50%前後
- 競馬などの公営ギャンブル75%〜80%前後
- * サッカーくじ 50%前後
最も還元率の良いパチンコで80%〜90%前後の還元率。つまり、1万円使ったら1千円〜2千円はパチンコ屋が持って行き、残りの8千円〜9千円をホールにいる人たちで奪い合うということになります。
つまり、普通に考えればギャンブルはやればやるほど損をするシステムということになります。
ついつい熱くなってしまうのがギャンブル
「ギャンブルのためにキャッシングしてはいけない」ことなど誰もが百も承知でしょう。それでもやってしまうからギャンブルは怖いのです。負ければどうしても熱くなってしまうものです。
最近では、パチンコ店内に銀行ATMが設置されていることもあるようですが、これはとても罪なことだと思います。人間の弱さをついて金儲けしようとしているようなものですから。
ギャンブル自体に問題があるわけではありません。ここで言っているのは「キャッシングしたお金でギャンブルする」ことがいけないということです。
「ギャンブル→借金→破産」というのは昔から何度も繰り返されてきた人生の失敗の王道のようなパターンです。
多くの人が「自分だけは大丈夫!」と言いながらそのパターンにハマっていきました。
本当に気をつけましょう!
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