実際に借りるとき、キャッシングの金利はいくらになるの?
法律で決めらているキャッシングの上限金利
現在は貸金業法という法律で、上限金利は「 貸付額に応じ15%〜20% 」と決められています。つまり、これ以上の金利は違法であるということです。
もう少し具体的に言うと、「貸付額が10万円までなら20%」「貸付額が100万円までなら18%」「貸付額が100万円以上なら15%」というように段階的に上限金利が決められています。
ですから、正規の業者であればこれらの上限金利以上の金利が適用されることはありません。
では、それを上限として実際にキャッシングする時の金利はいくらになるでしょう?
実際に借りる時に適用されている金利は?
通常キャッシングの商品案内などには「実質年率5%〜18%」などと書いてあります。
この範囲のいずれかの金利があなたに適用されるという意味ですが、5%と18%では大きな差があります。実際にはどの辺りの金利が適用されているんでしょうか?
当サイトで集計したデータでは、現在借りている人の約65%の人は金利15%〜18%で借りています。
そして、約26%の人が金利10〜15%で借りていて、金利10%以下の人は4%に過ぎないという状態です。
ここから見えてくるものは、通常まずは「金利15%〜18%(通常18%の可能性が高い)」が適用されることが多く、その後取引実績とともに信用が増していけば4人に1人くらいは「金利10%〜15%」への金利引き下げの可能性が出てくるということ。
そして、「金利10%以下」というのは非常に狭き門だということになるでしょう。
つまり、特にキャッシングやカードローンの申し込み時であれば、そこに適用される金利は、その商品案内に「5%〜18%」とあればその上限の「18%」が、「4.5%〜14.5%」とあれば上限の「14.5%」といったように、提示されている金利の最も高い金利が適用されると考えておいて問題ないでしょう。
※さらに詳しく見たい人はこちらも参考に。
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利用実績により変動する金利
毎月の返済をしっかり続けていると、金利の引き下げの提案を受けることがあります。
これは限度額の引き上げとセットになっていることがほとんどですが、利用実績を積んだことで信用力が増したということでもあります。
「金利18%、限度額50万円」→「金利15%、限度額100万円」といったパターンです。
このように自分に適用されている金利は変動する可能性があります(もちろん返済が滞るなどすれば上限金利の範囲で金利が上がり限度額も引き下げられてしまいます)。
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