ヤミ金の金利はいくら?
ヤミ金の金利
ヤミ金が法外な金利で貸付を行っていることはよく知られていますが、実際にはどのくらいの金利で貸しつけているのでしょう?
ちなみに、通常の消費者金融の金利は貸金業法などの法律によって最高でも20%と上限が決まっています。
(借入額がいくらであっても、20%を超える金利は違法であり、懲役や罰金などの刑事罰の対象になります。)
一方、ヤミ金は10日で1割とか2割の金利なんていうところもあります。10日で1割の金利だとすると、年利で365%のとんでもない超高金利です。
正規の業者が最高でも20%であることを考えると驚くほどの高金利です。ハッキリ言ってこの金利で借りてしまったらもう返済が行き詰まることは目に見えています。
さらに、10日で3〜5割というヤミ金も存在し、通常は1ヶ月に1回の返済ですが、1週間に1回の返済を要求することもあります。
ヤミ金でよくあるパターン
例えば、10万円をヤミ金で借りると、10日後には15万円の返済を求められます。もちろん全額返済できませんからあるだけ返済しろと言われ3万円だけなんとか返済したとします。
すると元金が12万円になっていますから、さらに10日後には18万円に借金が膨れています。またなんとか3万円を工面したとします。だとしても借金はさらに膨らみ15万円になっています。
このようにヤミ金で10万円を借りてたった20日で6万円返済したのに借金は15万円に増えています。そんな感じで返しても返しても借金は膨れるばかりという状態に陥ってしまいます。
また、利息とは別に、利用者にお金を渡す時に1〜2割を保証料などの名目でピンハネする場合もあります。
いずれにしても、とんでもない条件でお金を借りることになります。
ヤミ金の貸付対象は4人のうち3人が多重債務者で、残り1人は自己破産者で、ヤミ金同士でグループを組み、支払日がせまると同グループの別のヤミ金業者が、債務者に対してダイレクトメールや電話で勧誘するという手口を良く使います。
債務者がヤミ金を知ったキッカケは、ダイレクトメール、ファックス、電話勧誘やメールなど。十分に注意してください。