怖い取立て
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怖い取立てがあるってホント?

法律でルールが決められている

ヤクザっぽい取り立て屋が家に押しかけてきて「カネが無ければ内臓売れ!」みたいな脅し文句を言ってくる。
ドラマなどでよくあるワンシーンですが、実際にあのようなことがあるのでしょうか?

昔はそういったこともあったかもしれませんし、現在でもヤミ金はそれに近い取り立てをしているところがあると思いますが、当サイトで紹介しているうような大手キャッシング業者がそのような脅しをすることはありません。

そんなことをしたらたちまち企業の信用に傷がついてしまい営業に支障をきたしますし、なにより貸金業法という法律でもそのような取り立ては禁止されています(下記が禁止行為)。

  • 正当な理由なく21時〜8時の間に取り立てする。
  • 大人数で押しかける。
  • 張り紙をする。
  • 勤務先への訪問。
  • 暴力的な態度、罵声や暴言。
  • 他の金融業者に貸入れさせて返済を要求。
  • 家族や第三者への取立て。
  • 弁護士介入後への取立て。

貸金業法21条(取立て行為の規制)より。

(※2006年にアイフルの一部店舗でルール外の取立てが行われた事件は社会問題に発展し、その代償としてアイフルは全店業務停止という厳しい処分を受けました。悪徳業者ほどの厳しい取立てではなかったと思いますが、それでもアイフルは大きな代償を払うことになりました。)

滞納した際の実際の取り立て行為

もちろん返済がおくれていれば、電話がかかってきますし、最近はあまりありませんが場合によっては訪問してくることもあるかもしれません。

とはいえ、テレビの借金取りのようなひどい脅しは、法律でルールが厳密に定められた現在ではまずありえません。
マニュアル通りに処理されていくだけです。その場合の取立てステップはだいたい次のようになります(必ずしもこれと同じステップで進むとは限りませんので参考までに)。

(1) 返済日に遅れると電話が来る
(2) 1週間遅れると毎日電話が来る
(3) 電話に出ないと職場などに電話が来る(個人名でかけてきます)
(4) 自宅に督促状が届く
(5) 債権回収会社から通知や督促が来る
(6) 裁判になる
(7) 給与差し押さえなど法的手続きへ

債権回収会社(サービサー)とは

上記の5番目のステップに「債権回収会社」というのが出てきますが、これはサービサーとも呼ばれる債権の回収を専門とする会社のことです。

テレビドラマなどだとここでヤクザが登場しますが、この債権回収会社は法務省に認められた正規の業者です。(法務省のサイトにも「許可に当たり,暴力団等反社会的勢力の参入を排除するための仕組みを講じる」と明確に書いてあります。)

キャッシングの滞納が続くなどした場合、金融機関は債権回収を自社で行わず、その債権を債権回収会社に譲渡するケースが増えています。

そうした場合は、その後はキャッシングをした金融機関ではなく、この債権回収会社と返済に関するやり取りしていくことになります。

債務者(借りている側)からすれば、やり取りする相手がキャッシングした金融機関から債権回収会社に変わるだけで、特別何かが変わるわけではありませんが、確実に次のステップに移ったということではあります。

返済のメドが立たない場合などは、債務整理も検討する段階だと思われます。

以上、返済が遅れた場合の取り立てについてでした。
キャッシングの返済が遅れた場合の取り立てには法的なルールが定められており、利用者に過大なストレスを与えないよう配慮されていますので、テレビドラマのような怖い取り立てはありません。

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