富の半分を所有する上位〇%の人たち〜日本は1億総貧困社会
国際NGO「オックスファム」によると、世界の上位1%の富裕層が世界全体の富の50%を所有しているそうです。
残り50%の富についても、人口の5分の1の比較的豊かな層が半分を握っています。
そして、残りの層が握る富の割合は、世界全体の資産のわずか5.5%にとどまるそうです。
なんとなく知っていたけど、やっぱり世の中は貧富の差が激しいということをこのデータは証明しています。
もっとも、これは世界全体でのことであって、日本はそこまで貧富の差は激しくないような気もしますが実態はどうでしょう?
日本の富の偏りは、トップ8%が全体の富の50%を占めている状況だと言われます。世界全体と比べると、まだ富の偏りは緩やかです。
また、超富裕層の割合もそれほど多くありません。
しかし、日本においても貧しい家庭がどんどん増えているのは間違いありません。
1億総中流社会と言われた日本の姿はもう過去のものとなり、中流から滑り落ちた貧困層が拡大しています。
いわゆる一般家庭であっても、お金に苦労しながらなんとかやりくりしているということも多いはずです。 貧困スレスレで頑張っているような状態です。
もはや今の日本は、1億総貧困社会といっても過言ではない状況まであと一歩というところまで来ていると言っても良いのではないでしょうか。