アットローン
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アットローン (@LOAN)、消滅までの歩み

アットローンは、三井住友銀行グループのパーソナルローン会社(消費者金融会社)で、プロミスの連結子会社だった。銀行系の消費者金融会社の先駆者として人気を得たが、業界の環境が激変する中、2011年4月にプロミスに吸収合併され消滅した。

銀行系消費者金融の先駆者

アットローンは、2000年1月に、さくら銀行(当時)、日本生命、三洋信販、エーエムピーエムジャパンなどによって「さくらローンパートナー」として設立され、同年9月から「@LOAN」としてパーソナルローン事業を開始。
2001年に「アットローン」に社名変更した。

アットローンは、銀行系の消費者金融会社の先駆者として人気を得た。

2005年には、三井住友銀行、プロミス、アットローン(出資比率:プロミス51%、SMBC49%)の3社は、下記のような協業体制を進めた。
・三井住友銀行の支店やATMコーナーにローン契約機を設置。
・信用リスク別に3社が金利帯の異なる商品を提供(三井住友銀行8%~12%、アットローン15%~18%、プロミス18%~25.55%)。

テレビCMは、2004年度までユースケ・サンタマリア、2005年度からは高橋克典と滝沢沙織、2008年度からは大塚寧々が出演していた。

アットローン、その後

上記の通り、親会社のプロミスとは貸付利率の競合を避けることで差別化を図り共存していたが、貸金業法改正によるグレーゾーン金利の廃止で、親会社のプロミスがグレーゾーン金利以下に利率を引き下げた(実質年利7.9~17.8%)ことにより差別化そして共存が難しくなった。

そうした環境の中、2011年4月1日プロミスに吸収合併されてアットローンは消滅。


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