家賃のためのキャッシング必勝法

家賃は毎月の収入に占める割合が最も高い支出という人も多いはずです。だいたい３割とか４割支払っている人も少なくありません。そんな家賃の支払日にお金が足りない時、キャッシングして不足分を補おうと考えることもあるのではないでしょうか。

ここではそんな「家賃のためのキャッシング」についての必勝法を紹介していきます。

ポイント１家賃の滞納は返済が大変
ポイント２借り入れ限度額を自分のお金だと勘違いしない
ポイント３無利息期間をうまく利用

1.家賃の滞納は返済が大変

大抵の場合、収入に対する家賃の比率は結構高いですから、それを滞納してしまうと後で帳尻を合わせるのが大変です。下記はある一人暮らしの人へのアンケートですが、収入に占める家賃の割合は３割程度を占めることが多く、２割〜４割という人で全体の７０％にのぼります。

一人暮らしの収入と家賃の関係
毎月の収入で家賃の占める割合はどれくらい？
1位「2割以上3割未満」……36.7％
2位「3割以上4割未満」……33.5％
3位「～2割未満」……17.6％
4位「4割以上5割未満」……8.0％
5位「5割以上6割未満」……3.7％
6位「6割以上7割未満」……0.5％

収入の３割というのが家賃の平均だとしたら、例えば収入が20万円なら家賃はだいたい6万円程度ということになります。

そして、この6万円を滞納してしまい、翌月に支払おうと思ったら12万円も支払わなくてはいけなくなります。20万円の収入から12万円を支払うのはかなり厳しいはずです。
そもそも滞納する状態であるということは貯金などもなくギリギリの生活をしていたはずですから、その上で２ヶ月分の家賃を支払うのはちょっと無理かもしれません。

そうした場合、キャッシングやローンなどで家賃の不足分を借りて分割で返済していくという選択肢が現実的ということになるでしょう。例えば6万円を借りて毎月1万円ずつ返済していく形です。これであれば、毎月の家賃プラス1万円ということになりますから、なんとかやりくりすることも可能でしょう。

【返済イメージ】
6万円借りて毎月1万円返済の場合・・・1万円×６回、3,317円×１回
6万円借りて毎月５千円返済の場合・・・５千円×１３回、1,562円×１回

２.借り入れ限度額を自分のお金だと勘違いしない

そうして家賃の不足分をキャッシングする場合、注意しておくべき点があります。設定された借り入れ限度額を自分のお金だと勘違いしないことです。

これはよく起こりがちなことですが、例えば借り入れ限度額が30万円と設定されたとすると、その金額まではATMなどで自由に出し入れできますから自分のお金だと勘違いして使ってしまうということがよく起こります。

自由に使えるお金であることは確かですが、そのお金には利息がかかっているということを忘れてはいけないということです。
それを忘れて借りすぎて利息が膨らみ返済が困難になるというケースは後を絶ちません。

思った以上に気軽に借りれて便利ですからついつい借りすぎてしまうということがあるんだと注意しておきましょう。

借りる額はできるだけ少なく、返済はできるだけ早く、というのを心がけましょう。

例えば、家賃6万円のうち2万円が不足していてキャッシングに申し込み、限度額10万円設定されたとしたら、「せっかくだから家賃分6万円キャッシングで借りて、浮いたお金で以前から買いたいと思ってたもの買っちゃおう。」などとしないということです。

３.無利息期間を賢く利用する

大手消費者金融は、初めての利用の人は利息が３０日間無利息になるというキャンペーンを実施しています。せっかくなので、このキャンペーンを賢く利用してしましょう。

キャンペーンの対象者は基本的にそのキャッシングを初めて利用する人に限定されています。
ということで、キャッシングを過去に利用したことがある人は、以前利用したことのあるキャッシングとは別の所を利用することでこのキャンペーンを利用できるようになります。

金融機関	無利息サービス	適用条件など
アコム	○	アコムでの契約がはじめて。契約日の翌日から３０日間無利息。
プロミス	○	はじめての利用でＥメールアドレスを登録のうえWeb明細を利用する。初回出金の翌日から３０日間無利息。
ノーローン	○	借入日の翌日から７日間無利息。完済すれば何度でも７日間無利息が利用可能。
レイク	○	初めての契約。契約日の翌日から３０日間無利息。

（詳しくは「無利息キャッシングって本当に得なの？」参照）

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