レディース・キャッシングは得?
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女性はレディース・キャッシングに申し込むべき?

レディース・キャッシングとは

レディース・キャッシングとは、その名の通り「女性専用のキャッシング」のことです。映画の「レディースデイ」、飲食店の「女子会向けプラン」、電車の「女性専用車両」などと同じようなものです。

キャッシングの利用者は男性が7割ということで、女性にももっと利用してもらおうという金融機関の狙いで行われているサービスです。

レディースキャッシングの特徴

さて、レディース・キャッシングの特徴は、「電話応対を全て女性がしてくれること」です。
女性同士のほうが話しやすいだろうという配慮ですね。

でも、基本的にはそれだけです。
その他、金利・審査・限度額などは基本的に普通のプランと変わりません。
映画のレディースデイのような割引はありませんので期待は禁物です。

一部では、女性向けにデザインされたカードの発行なども行っていますが、レディース・キャッシングといえば、その最大の特徴は「女性スタッフによる電話応対」です。

電話で話す機会はある?

とはいえ、今では申し込みはネットで行う人がほとんどですし、電話で直接やりとりをする機会はあまりありません。
金融機関側としては人件費がかかりますし、借り手としてもあまり電話連絡してほしくありませんから、極力こうした直接のやりとりは省略していこうとする流れが業界にはあります。

電話でのやりとりで一番多いのは、返済が遅れた時にかかってくる電話になるでしょう。

ただし、これも最近は連絡先がほぼ携帯電話ですから、自分以外の人が電話に出る可能性はありません。
つまり、家の電話であれば自分以外の誰かが電話に出た時に「○○ですけど、〜さんいらっしゃいますか?」と男性からかかってきたら、「なんか知らない男の人から電話があった。」と不審がられますが、携帯電話であればそうした心配はいらないということです。

また、こちらからかける場合には、各社とも「女性専用ダイヤル」を用意していますから、「どうしても女性に対応してもらいたい」場合にはそこに電話すれば問題ありません。

もっとも、「レディース・キャッシング」や「女性専用ダイヤル」を利用しなくても、ほとんどの場合女性が応対してくれます。
男性だと角が立つことがありますし、金融機関もできる限り女性スタッフで応対できるよう体制を整えているはずです。
実際、私がこれまでやりとりした金融機関で、電話口に男性が出てきた経験はありません。

レディース・キャッシングをあえて選ぶメリットはほとんどない

ここまで見てきたように、「レディース・キャッシング」にあえて申し込むメリットはほとんど見当たりません。
「女性専用」だから何かしら優遇されるんじゃないかという淡い期待に応えるほどのサービスは今のところ提供されていません。

もっとも、レディースキャッシングに特にデメリットがあるわけでもないので、正直なところ、申し込むなら「普通のプラン」でも「女性専用」でもどっちでも同じということになるでしょう。

各社の女性向けサービス

下記は、主なキャッシング会社の女性向けサービスです。(2016年3月現在)

金融機関 女性向けサービス
アコム 女性向けのプランは無し。女性専用ダイヤルあり。
プロミス レディース・キャッシングのプランあり。条件等は通常プランと同じ。
アイフル 女性専用「SuLaLi」を用意。限度額10万円まで、SuLaLi専用カードデザイン、女性専用オペレーターなど。
レイク レディース・レイクを展開。条件等は通常プランと同じ。

この中では、アイフルだけが唯一普通のプランと違うサービスを女性向けに提供しています。とはいえ、「限度額が低く設定されていること」と「専用のカードデザインになっていること」だけですから、多くの人にとってはあまり大きなメリットになるとは言えないでしょう。

 

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