三和ファイナンス
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三和ファイナンス、破産までの歩み

豆のキャラクターを起用した積極的な広告宣伝などで消費者金融準大手にまで拡大。その後過払い請求の支払い拒否など問題を起こしながら破産した。

消費者金融準大手

三和ファイナンスは、1972年に創業し、2006年時点では従業員も1,000人を超え、首都圏を中心に全国で400以上の店舗を持つ準大手企業だった。
また韓国においては、同社の現地法人が業界第2位のシェアを有している。

イメージキャラクターとして豆をモチーフにした「そらまめ君」を起用。鉄道の車内広告やテレビ・ラジオのコマーシャルなどで積極的に宣伝するなど、2004年(平成16年)12月期には年収入高は約459億8300万円を計上していた。

改正貸金業法の成立に伴っていわゆるグレー金利問題が持ち上がり、経営状態が悪化。
そんな中、2007年4月には、違法な取り立てを行うマニュアルを作成し、債務者の家族に借金の肩代わりを強要したり、親族の家にまで押しかけるなどの貸金業規制法違反により、金融庁から全店舗を対象に4月23日から最長6月27日まで返済受付以外の全業務停止を命じられた。

その後、同社は過払い金の支払い拒否などが問題になっている。

破産までの道のり

2008年10月31日、三和ファイナンスはかざかファイナンスへ売却され、商号を三和ファイナンス株式会社からSFコーポレーションに変更。
2011年8月26日、過払金債権の返還に行き詰り、破産手続開始決定を受けて倒産した。
負債総額は約1,897億円。


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